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グリーントピックス

vol.7

2025.10.22

秋に見ごろの美しい庭木をご紹介します。

庭木の種類

庭木の種類 イメージ

庭は、私たちの生活空間を彩り、自然とのつながりを感じられる場所です。
その景観の美しさや快適さをつくり出す重要な役割として、庭木があります。庭木は、樹形や葉の色、香り、さらには四季折々の変化をとおして、さまざまな楽しみを私たちに届けてくれます。
今回は、庭木の種類について探り、それぞれの特性や魅力についてご紹介します。

庭木には、大きく「落葉樹」と「常緑樹」に分けられます。

落葉樹とは

 葉の寿命が1年以内と短い樹木の種類。
 一般的には、秋や冬になると葉を落として休眠状態になります。

常緑樹とは

 葉の寿命が数年以上と長めの樹木の種類。
 季節問わず一年中葉が茂り、1~数年で落葉して新しい葉に生まれ変わります。

その中でも、さらに葉の形や樹木の姿形などで、大きく「広葉樹」と「針葉樹」に分けられます。

広葉樹とは

 葉の形が平たくて幅広い。丸くこんもりと育ち、横に広がる樹形です。
 *例えば…モミジ、サクラ など

針葉樹とは

 葉の形が針のように細長い。空に向かって真っすぐ伸び、円錐のような樹形が多いです。
 *例えば…マツ、スギ など

庭木には、常に葉が茂っている常緑樹の中でも、樹形が整えやすい広葉樹を用いることが多いです。

秋に紅葉・黄葉する樹木

四季を織りなす日本では、季節ごとにさまざまな表情の樹木が楽しめます。
秋に見ごろとなる代表的な庭木には、次のような種類があります。

1.ニシキギ(低木)

ニシキギ

真っ赤に美しく紅葉するニシキギ(錦木)。秋が深まっていくと果実が熟してはじけ、オレンジ色の種が枝に垂れ下がります。枝に翼(よく)と呼ばれる、四角いコルク質の羽根のようなものが付く個性的な庭木です。

◎形態/低木(樹高 約3m) ◎特性/耐寒・耐暑性に強い ◎用途/生け垣、盆栽向き
◎育てやすさ/日陰でも育ち、初心者でも育てやすい

2.カツラ(高木)

カツラ

広円錐形または卵型の美しい樹形に、ハート形の葉が愛らしいカツラ。秋には鮮やかに黄葉し、その美しさから万葉集や古事記にも登場する日本の銘木です。黄葉した葉はキャラメルのような甘い香りを放ちます。

◎形態/高木(樹高20m以上) ◎特性/耐寒・耐暑性に強い ◎用途/シンボルツリー、街路樹向き
◎育てやすさ/日陰でも育ち、初心者でも育てやすい

3.イロハモミジ(高木)

イロハモミジ

手のひらのような葉がかわいらしいイロハモミジ。紅葉と言えばまず思い浮かべる、秋を代表する庭木です。株立ち樹形だと成長が遅いので庭木として用いられるのをはじめ、コンパクトな樹形が保ちやすいことから盆栽としても楽しまれています。

◎形態/小高木(樹高 5m以上) ◎特性/耐寒・耐暑性に比較的強い ◎用途/シンボルツリー、盆栽用向き ◎育てやすさ/初心者でも育てやすい

4.ハウチワカエデ(高木)

ハウチワカエデ

天狗が持つ羽団扇に似た葉が特徴のハウチワカエデ(羽団扇楓)。カエデの種類の中で最も大きい葉を持ち、秋になると葉先から少しずつ色づいていきます。よく似た種類にコハウチワカエデがあり、ハウチワカエデよりも葉も樹高も小ぶりで庭木や盆栽で人気です。

◎形態/高木(樹高5m以上) ◎特性/耐陰性・耐寒性に強い ◎用途/雑木の庭、街路樹向き
◎育てやすさ/初心者でも育てやすい

外構や造園工事をお考えの際は、ご相談承ります。

ヤハギ緑化では、マンションの住空間をはじめ、商業・工場施設、公共施設などの外構・造園のデザイン施工を行っています。サスティナブルの観点から、地域にあった樹木を選び、周辺の環境に調和した人にも、地球にもやさしい景観づくりに努めています。

外構や造園の工事をお考えの皆さま、お気軽にヤハギ緑化へご相談ください。

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